【裏小説】イケメン王宮~プリンセスと危険なイケメン達~
第2章 アラン篇
「良かった?」
達して朦朧とする月花の耳に
アランのちょっと意地悪な声が響く。
屈んでいた身体を起こし、
月花の上に身体を被せると
首筋に顔を埋め、柔らかくキスをした。
『ん…っ…///』
鎖骨に舌を這わせ、
指先は硬く尖った胸の先端を
クリクリと弄ぶ。
『っあ……っふ……ぁ///』
達したばかりの月花の身体は
繰り返される甘い刺激を
素直に受け入れていた。
「……月花」
月花の名を呼ぶアランの瞳は
熱を帯びて赤く情熱的に光っている。
「どうして欲しい?」
『え……?』
「言ったらしてやるから」
『そ…んな…///』
顔を赤く染め背ける月花をみて、
アランは月花の下腹部に再び指を伸ばした。
『ひゃうぅ…!///』
達して敏感になっているそこは、
アランの指が動く度にクチュクチュと水音を立て、
月花を2度目の快楽へ誘おうとする。
「言えよ、月花」
アランの誘う声に、
月花は震える声で答える。
『……欲しいの……アラン。もっと……』
頬を真っ赤に染めて''おねだり''する月花に
アランの背筋がゾクッと震え、
繋がりたい衝動にかられる。
月花の唇に音をたててキスすると
両脚を開き、濡れそぼったそこに
アラン自身をあてた。
「……挿るぞ」
そう言うとアランはゆっくりと、
月花の中へ自身を押し込んできた。