【裏小説】イケメン王宮~プリンセスと危険なイケメン達~
第4章 ウィスタリア座談会
開かれた扉の向こうには
顔を真っ赤に染めてプルプル震えている
月花の姿があった。
ユーリ「月花様!?
……いつからそこにいたの?」
レオ「もしかして…俺らの話…聞いてたとか…」
ジル「……これは…やってしまいましたね」
月花『さっきから…何の話をしているの…?』
ジル「いえ、大した話ではないですよ」←微笑みながらも動揺中。
ユーリ「俺達は公務の話をしてて……ね?レオ様」←あからさまに動揺中。
レオ「ごめんね、月花チャン」←観念して諦めモード。
月花『…ジルも…レオも…ユーリも……
みんな嫌い……大っ嫌ーーーいッ!!!』
それから数日間
ジル達は月花に口をきいて
もらえなかったという……オチ。
(あんな恥ずかしい話していたなんて……)
(暫く口きいてあげないんだからーっ)
(月花様……機嫌直して、ね?)
(可愛い顔が台無しだよ、月花チャン)
(やれやれですね……)
第4章 ウィスタリア座談会 END