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【裏小説】イケメン王宮~プリンセスと危険なイケメン達~

第7章 ユーリ篇


美しい満月の灯る夜。


その日の公務を終えた月花は
バスルームにいた。


『今日で10日目か…』


独り言を呟いてはため息を
吐くの繰り返し。


そう、今日で10日。


ジルが月花に与えた『夜伽の休日』、
今夜は10日目の夜だった。

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