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【裏小説】イケメン王宮~プリンセスと危険なイケメン達~

第7章 ユーリ篇

プリンセスになってすでに半年。

公務の合間に休日はあった。

しかし、『夜伽』に休みはなく、
2~3日おきに次期国王候補と
夜を共に過ごす。

それが月花の日課だったのだが……


『体が…ムズムズする…』


自身の右手を
そっと下腹部に滑らせてみる。


『…っ…』


割れ目を軽くなぞっただけで、
蜜がねっとりと絡みつく。


『これって…
夜伽をしていないから…だよね…』


蜜にまみれた指先を見つめ
深くため息を吐く。


『私…いつからこんな体になって
しまったのかな…』


身体が疼いてしょうがない。


『ジルに相談してみようかな…』


そう言葉にするものの、首を横に振り
考えを一瞬で打ち消した。

そんなことを言ったら

“わたしでよかったらお相手しましょうか”

なんて言われかねない。



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