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甘く、弾けて。僕はもう我慢できないから。

第4章 僕ってどえむ。

「え、裕翔!?」

そう、ドアの前にいるのは裕翔だった。

蒼梧さんたちは、慌てて僕を棚の中に隠した。
それと同時に裕翔がドアを蹴り飛ばして部屋に入る。

「神谷は、どこにいるんだ!」

裕翔がどなる。
蒼梧たちはへらへらしながら、
「なんのこと?」「知らないなぁ」
などといっている。

裕翔がすごい怒ってるのが見えないけどわかった。

物が宙を飛ぶ音や、ものがぶつかる音が聞こえた。

そして、僕のいる棚にもものがぶつかる。

「やっ!!」

つい、悲鳴をあげる。

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