テキストサイズ

甘く、弾けて。僕はもう我慢できないから。

第2章 僕って弱いのかなぁ。

僕は、城咲 神谷。
一応、この街の不良。


だけど、僕の族には二人しか人がいない。
そう。 僕と、裕翔だ。


街でティッシュ配りとかしても、おばさんに
「僕、可愛いわね、バイト?」
と言われるか、
裕翔が女の子にキャーキャーいわれて族に人が集まるどころじゃない。

それに、裕翔がいつも僕に喧嘩をするなっ、ていうから、
喧嘩も未だ未経験。

俺って、やっぱり、弱いのかなぁ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ