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甘く、弾けて。僕はもう我慢できないから。

第5章 ごしゅじんさまぁっ

「え、あの……」

そのまま、静かなリビングへ。

「ここ、どこですか?」

僕は、蒼梧さんを見上げながら聞いた。
「ここは……俺の家だよ」

蒼梧さんの家は、窓が大きかった。
窓から大通りが見える。
ていうか……大通りから僕が丸見えじゃんっ!!

「お前には、ここでお仕置きするからな」

蒼梧さんが微笑みながら、僕の頭を撫でる。

(いってることと、やってることが違うよおおぉぉ!)

……どーしよ。

とりあえず、大通りから見えない位置に歩く。もちろん、四つ足で。

こればかりは、蒼梧さんも許してくれた。

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