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甘く、弾けて。僕はもう我慢できないから。

第5章 ごしゅじんさまぁっ

「今、なんつった?」
蒼梧さんの低い声。

怖い、怖い、怖い!!

「ごめんなさい……」 結局、謝っちゃうボク。

本当、ダメな子だ。

「…………だめだ、赦さない」

そういうと、蒼梧さんは僕に服を着せた。
バイブとかそんな仕掛けもせずに、普通に服をきせた。

「もう、俺の家にはくるな。 絶対にだ」

蒼梧さんがそういった。

高尾さんは、後ろで申し訳なさそうに微笑んだ。



「ごめんなさい……ごめんなさいっ」

謝り続ける。だけど、許してもらえない。

僕は、家から出た。

誰も僕を愛してくれる人はいなくなった。
一人、のさみしさを知った。

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