
ナーバス BREAK DOWN
第2章 解逅
抵抗の疲労とみぞおちへのダメージ、飲み込んでしまった脱力感に真実はその場に崩れるように座り込んだ。
自分が何を飲まされたのか知りたくて顔を上げ塚本に聞いた。
「何を飲ませたんですか?」
塚本は濡れた顎を手で拭いながら事もなげに答えた。
「エクスタシーだよ」
「?」
真実が分かっていないと覚り塚本はしゃがみこんで顔を近付けてきた。
「MDMA。知らね?ほら、俳優が女とヤる時飲ませて女が死んじゃってニュースになったヤツ」
恐ろしい説明を当たり前の事のようにされて真実は青ざめた。
塚本はそんな真実を見て笑った。
「たった1錠だろ。死なねぇよ」
そして耳元で囁いた。
「ただ気持ちいいだけ」
塚本は真実を抱き上げるとベンチに横たえた。
自分が何を飲まされたのか知りたくて顔を上げ塚本に聞いた。
「何を飲ませたんですか?」
塚本は濡れた顎を手で拭いながら事もなげに答えた。
「エクスタシーだよ」
「?」
真実が分かっていないと覚り塚本はしゃがみこんで顔を近付けてきた。
「MDMA。知らね?ほら、俳優が女とヤる時飲ませて女が死んじゃってニュースになったヤツ」
恐ろしい説明を当たり前の事のようにされて真実は青ざめた。
塚本はそんな真実を見て笑った。
「たった1錠だろ。死なねぇよ」
そして耳元で囁いた。
「ただ気持ちいいだけ」
塚本は真実を抱き上げるとベンチに横たえた。
