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塚本が真実の顎を掴んで自分へと顔を向けさせる。

真実がどろりとした視線を向けると塚本は唸るように言った。

「見ろ！今お前を抱いているのは生野じゃない！！俺だ！俺を見ろ、木田！」

そしてまだ慣らしてもいない真実の後孔に猛った自身を突き入れた。

「うああぁぁぁ！！」

真実美は悲鳴をあげ、体を反らせた。

かまう事なく、塚本は抽挿を繰り返す。

裂ける痛みに正気が戻ってくる。

「っ‥う‥やっ‥」

動かない体で抵抗にもならない抵抗をする真実に、塚本は更に自分に向くように掴んでいた顎に力を込めた。

「木田、よく見ろ。お前を抱いているのは俺だ。俺を受け入れろ。そしたら優しくしてやる‥いやってくらい‥優しく‥」

言葉と裏腹に塚本は、段々速く激しく真実を貫く。

「うっ‥はぁ‥はぁ‥」

塚本の動きが突然止まった。

ぶるりと身を震わせる。

真実は奥に放たれたのを感じた。

（終わった？）

真実の期待に反し、塚本の雄は萎える気配はなく抽挿が続けられる。