パンプスをはいた女の子
第3章 初恋は叶わぬ夢
色白の肌にキレイな黒髪はサラッと整っている
え…なんで…
「はい、菜々花。お茶。」
「ありがと。紹介するね。これ、私の夫の直哉。こちらは裕也の彼女のはなちゃん。」
「はなちゃんか。はじめまして、よろしくね。」
先輩……
目の前にいるその人は紛れもない、先輩
私が長年思い続けた、先輩
なんで、そんな平然とはじめましてなんて言えるの?
なんで…
結婚しているの…?
私のものじゃないことくらいわかってる
でも…
いや、私には裕也がいる
先輩よりも大切な人…