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『お前が思ってるより何倍も沙紀のこと大切にしてるから』


蓮は悠希のほうを見ながらそう言った


《あんまり見せつけないで、部屋でやることやってくださいよ……》


「やっやることって///」


『じゃ部屋でやることやろっか』


蓮は語尾にハートをつける勢いでにっこり微笑みわたしの手を握り、部屋に向かった



【あれ〜蓮く〜ん、偶然だね♡】


亜美さんだ……


蓮はそんな亜美さんを無視してわたしのほうを向く


『沙紀は俺のなんだっけ？』


「…かっ彼女ですっ！！！」


蓮はくすっと笑ってわたしのおでこにキスをした


【…っ！蓮くんにはもっといい女の子が『それは俺が決めることだから、これからやることやるから邪魔しないで♡』