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好きでした。

第5章 ひとりぼっちのクリスマス

今日は家の前まで送ってもらった。


「冴斗君、ありがとう」


「全然(笑)明日も迎えにくるね♪」


「悪いから…いいよ。」


「俺が朝から一緒に行きたいのー。
また時間連絡するから。」


「わかりました。」


「明日…ヒロミちゃんのスカート姿見たいな…」


「それは…わかりません。」


「期待してま~す。じゃ行くね~」


「ちょっと待って」
ヒロミはそう言って自分がしていたマフラーを外して冴斗につけてあげた。


「…ありがとう」


「冴斗君、寒がりだからさ…
ちゃんとしたマフラーの方が暖かいしね。
気をつけて帰って下さい。」


冴斗君はニッコリ笑って
「バイバイ明日ね」
そう言って帰って行った。



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