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好きでした。

第5章 ひとりぼっちのクリスマス

夕御飯を食べながらママが
彼氏(真治)の事をあれこれ聞いてくるから
適当に答えた。
パパが今日帰って来るのが遅くて良かった…
父親に聞かれるのは何となく恥ずかしく思える。


ご飯も食べ終わり自分の部屋に入って
今日の出来事を思い出していた。。


冴斗君とキスをしてしまった事。


ドキドキしてしまった事。


真治の電話越しに聞こえた女の人の呼び声の事より…
ただ呼びに来ただけかも知れない…
それなのに私は悪い事をした。


そんな事を考えていたら
ヒロミの携帯が指定メロディーを知らせた。


「真治、、ごめん…」
何だか電話にでることができなかった。


真治から何回かかけ直してきてたが
8時半過ぎたらぱったりかかってこなかった。






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