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香奈が強気になって彼女に言ったけど、ひるむ様子もなくしれっとこちらを見ている。


「神崎さん。あなたにしか話したくないことなの。



2人で話、できるわよね?」


なんていうか、威圧感。

わかりましたとしか言えないようなオーラを放っていた。


「うん。いいよ」


でも、あたしだって負けない。

彼女に負けじとあたしは強気に返事をした。


「香奈、ごめん。

次の授業休むかも」


「澪!!」


心配そうに名前を呼ぶ香奈に、あたしは大丈夫と告げて早苗ちゃんと歩き始めた。