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最初で最後の恋

第7章 本当の初めてをあなたに

本当はね、怖くて怖くて死んじゃいそう。


だって初めてだよ?自分の綺麗なんて言えない身体を見せて、触れて。


嫌われてしまったらどうしよう。
そんなことばかり考えちゃうよ。


でも………


考える暇もないくらい、彼はあたしを求めてきた。


あたしの頬にキスをして

唇にキスをして…


そしてどんどん下に向かっていく。


あたしの顔は真っ赤だったけど、キスをしている間、神田くんはあたしの背中をずっとさすってくれてた。


たったそれだけのことで安心してしまう。

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