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最初で最後の恋

第2章 最悪なシーン

朝は携帯のアラームで目覚める。

カーテンを開けたら気持ちのいい春の空。
まだまだ寒さの残る5月。


重たい瞼をこすりながらも大学へ向かう。


教室に着くといつもの席に香奈が座っていた。

「おはよ」

「ふぁー…おはよ」


月曜日だったせいか、その日は眠たくて眠たくて仕方のない1日だった。


「今日はいつも以上に目がたれてるわよ、澪」


香奈に言われ少しムッとするけどいつものことだから無視。

タレ目気にしてるんだから言うなっつーの!!

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