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最初で最後の恋

第8章 彼が見たものは

初デートとともに初エッチを体験したあたし。


神田くんと夜を過ごした次の日、あたしたちはのんびりと神田くんの子供の頃過ごした家で過ごした。


学校の話をしたり、サークルの話をしたり。


たいした話をしてたわけじゃないけど、すごく幸せな時間だった。


なんでもない時間が愛しいってことも、神田くんに教わったんだよ。


「あの…本当に昨日と今日は素敵な時間をありがとう。

また明日、学校でね」


学校の最寄りの駅まで戻ったあたしたちは、いつものように別れる。

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