いつまでも一緒に…
第4章 4
二人が焼いてくれたお肉を食べながら私達は話をしていた。
直「ねぇー俺達もお肉食べたい!麻弥たち代わってよ〜。」
麻「わかった。じゃあ、口開けて。」
そう言って麻弥が自分のお皿からお肉を取って直君の口へ運んだ。
麻「あーん。」
直「あーん。」
仲いいなぁ。ふと達也の方を見ると羨ましそう。
悠「私達もやる?」
達「…うん。」
おーい達也さーん。冷静を装っているつもりですが顔がにやけてますよ〜。
私はお肉を達也の口運んだ。
悠「あーん。」
達「あーん。」
達也、めっちゃ嬉しそう。大きめのお肉を口に入れたから達也の口の中がいっぱいになってしまった。
でもすごく笑って食べてくれる。
達「じゃあ、俺も。」
達也がお肉を私の口に運んでくれる。
達「あーん。」
悠「あーん。」
パクッ
美味しい!
達「悠、にやけてるよ〜。」
悠「えっ!?嘘でしょ!?」
私が必死に顔のマッサージをしてにやけてるのを隠そうとする。恥ずかしい。恥ずかしい。
達「かわいい。」
照れて体が熱い。
達「ねぇ、キスしようよ。」
悠「えっ!?何言ってんの!?駄目だよ。」
達「何で?」
悠「"何で?"ってだって、2人いるし…。」
達「大丈夫だよ。だってほら。」
達也が指差している方向を見ると麻弥と直君がまだいちゃいちゃしてる。
達「もし、見られたら見せつけてやろーぜ。」
悠「やっぱ駄目!!後でゆっくりね。」
達「えー。やだ。」
あんたは子供かっ!!
悠「ちょっとお手洗いに行って来るね。」
私は席をたった。
達「俺も!!」
達也も行くの!?