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読んでる貴女がいろんなシチュで主人公になって読める短編集。

第2章 冒険に行こうか

「いらっしゃいませ~♪」

出迎えたのは、人形の用な、愛らしい女性だった。

「お好きなのを、持っていって下さいね♪」

「え?お金はいいの??」

「もちろんです♪」

「やったぁ♪」

ティアは、もってきていたカバンに入る限りのお菓子を詰め込んだ。

「入れすぎじゃないか?」

「いいの、いいの♪」

「宿は、どうしようか…」

「宿にお困りですかぁ?でしたら、向かいのところが宿なので、そこをどうぞ~♪」

「そ、そうか。ありがとう。いくよ、ティア。」

「うん…モグモグ」

食べるの、早すぎ…。

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