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遺伝子の欲望

第7章 放射線物質

講義は一時間半くらいで、終わった。


「とても興味深かったですね…。」


暢くんは、キラキラした瞳をしていた。


「本当ね!特に塩基配列についての…」


「お腹空きましたね!何か食べに行きませんか!」


私の言葉は、明らかに松原さんによって断絶された。


コイツ!
ウィルスかと思いきや、放射性物質か!!


どちらにしても、悪質だわっ!

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