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遺伝子の欲望

第7章 放射線物質

「気にしないで!暢くんは悪くないのよ!悪いのはあの放射性物質っ!」


「へっ?放射性物質?」


「あっ…みたいな松原さんよ!」


誤魔化さず、そのまま言葉を続けた。


「ぷっ!凄い破壊力ですね…。」


暢くんは、想像したのか笑いを堪えながら震えた。


あら…可愛い…。


ちょっと、和んできたわ。


やっぱり暢くんは、癒し系ね…。


「ふふ…どっかお店入りましょうか。」


「はいっ!」


暢くんは、私の手を取って立たせてくれた。


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