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遺伝子の欲望

第7章 放射線物質

その後は、予定通り暢くんとひたすら今日の講義の事やドーキンスについて語り合い、すっかりご満悦になった。


「あら!もう、こんな時間だわ。暢くんと話してると、時間忘れちゃうわね。」


満面に微笑むと


「本当ですか!?」


暢が驚いた様に聞いてきた。


「えぇっ!暢くんと話してると時が一番楽しいわ!」


本気で言った。


香織は気心知れてるから何でも話せるけど、お互いの趣味は専門分野的だから突き詰めては話さない。


ここまで、マニアックに話せたのは、暢くんが初めてだわ!


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