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遺伝子の欲望

第8章 単細胞生物

「はい!黎子ちゃんハイネケン!」


「ありがとう。」


冷たいハイネケンを一口飲む。


やっぱりビールは、キンキンに冷えてる方が美味しいわね。


「香織?」


「欲しいモノを手に入れろって~事だよ!」


「欲しいモノ?無いわよ今のところ。」


香織はまた、ため息を吐き今度は天を仰ぎ


「黎子…前に言われたけど…
とりあえず、来るべき時が訪れたら、遺伝子とやらに素直に従いなよ。」


そう言うと


「マスター!ギムレット~!」


「オッケー!」


マスターは、笑顔で親指を立てた。 

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