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遺伝子の欲望

第9章 二重螺旋

「だから…お互い好きなだけ求め合えばいいと思うわ。それが…」



『遺伝子の欲望』だから。



「黎子さん…。」


私は暢くんの背中に腕を回すと、優しく私を包み込む。




そして私たちは、端から見れば呆れるくらい、明け方まで心ゆくまで遺伝子論を語り合った。


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