テキストサイズ

遺伝子の欲望

第2章 遺伝子(いでんし)

香織がたまに、腐女子的に暢くんをからかう時なんか、真っ赤になったり、青ざめたり、あたふたしてそれこそ大学生にも見えない時がある。


以外な一面…ちょっと、面白いわね。 


暢くんがカウンターに戻っていくと、


「黎子さん、今度の木曜日辺りにいかがですか!」


明らかに問い掛けに聞こえない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ