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遺伝子の欲望

第3章 突然変異(とつぜんへんい)

松原さんは、それから独壇場だった。


自身の趣味や会社での功績、家族のことなど楽し気に話していた。


世間からしたら凄かろう話も、私には全く興味が持てなかった…。


顔立ちも悪くない、スタイルもいいし、仕事も出来るようだし、アウトドアなどで浅黒く焼けた肌は逞しく見える…だろうけど、だからなんだろうか。


私のDNAは、ちっともトキメカない。


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