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遺伝子の欲望

第4章 エクソン

土曜日

お昼も兼ねて、待ち合わせした。


奢る予定だが、気を使いそうだから、敷居が高くなさそうな、学生さんでも入りやすそうな店にした。


待ち合わせ場所に行くと、暢くんが居た。


時間、守る子なのね…。


「こんにちは。」


「あ!黎子さん!こんにちは!」


そして、いつものコンパスお辞儀。


絵に描いたような子ね。


そうゆう人材が、私の周りには多いのかしら。

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