テキストサイズ

遺伝子の欲望

第4章 エクソン

「何で遺伝子学に進んだの?」


「えっとですね…食品の本を読んでた時に興味持ちました。」


「食品で?」


「あっはい!遺伝子組換え食品とかの影響だったかと、読んでて怖くなったんです。それで、寧ろ組み組換えとかしなくていい方法ないかなって…。」


照れくさそうに、はにかみながら暢くんは語る。


何か、ゾクゾクっとしてきたわ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ