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遺伝子の欲望

第4章 エクソン

話は盛り上がり、気付けば夕方になっていた。


ちょっと長居し過ぎたかしら…。


「暢くん、楽しくて時間忘れてたは。」


「はっ!僕もです!大丈夫ですか?」


「私は、大丈夫よ。」


「僕もですが…。」


店には、悪いわよね。


「ちょっと、場所変えようかしらね。」


店を出る為に、会計に向かおうとしたら、


「黎子さん!僕払います!」

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