テキストサイズ

遺伝子の欲望

第4章 エクソン

店を出て駅に向かいながら語りかけた。


「暢くん自信持って…暢くんは、沢山素敵な魅力を持ってるわ。それは、相手にだって伝わるわよ。」


「本当ですか…?」


「少なくとも、私は暢くんと話してるのが一番楽しく感じるわ。」


遺伝子で、こんなに話が合うのは暢くんが初めてだもの…ふふふ…。


「そ、そうですか…黎子さんに、そう言ってもらえたら…少し自信持てそうです。」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ