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遺伝子の欲望

第6章 ウイルス

そうだわ…一瞬忘れてた…。


「そう…松原さんも同じモノをね。暢くん食べたの?」


「はい…一口ですが、ご飯に載せて…。」


「美味しかった?」


「はい…磯の味を感じました…。」


その割には、暢くんの顔が浮かないわね。


「どうしたの…暢くん?」


すると香織が、


「デートじゃないよ!松原さんが強引で、断り切れなかっただけだから。」


急に何を言ってるのかしら?

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