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遺伝子の欲望

第6章 ウイルス

「せめて…細やかながらも、生活に潤いを与えていけれる科学を研究していきたいです。」


何て純粋なの!


松原さんと、比べモノにならないわね!


「偉いわね…暢くん。尊敬するわ。」


本気で出た、言葉だった。


「えっ!そ、そんな!生意気言ってますよね!」


真っ赤になって、謙遜する。


本当に、人って何でこんなに違うのかしらね…。


暢くんと松原さんのDNAを並べて見て見たいわ…等と要らん事を考えるもんじゃなかった…。


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