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カレコイ

第8章 ドタバタ研修旅行スタート?!


「えと。

こ、高校の時の、先輩?」



ファーストキスではないけどはじめて付き合った人であることには間違いない。



そ、その、"初めて"の相手も先輩、だし。



「ま、フツーだけどなんか南ちゃんが顔を赤くして言うの見ると新鮮ー!!!」


「いくつ上ー?シチュエーションは?」



まぁ、何をいっても評価フツーというのもなんだけど。


実際は違うし、ね?


とりあえず峠は越えたということで。


ホッとしつつも今度はクラスの質問攻めにぼろがでない程度に適当に答えていたら、



「陸、玉。そろそろ次のゲームに変えろよ。


飽きた。」




明らかに不機嫌な石井くん。



「はいはいはい。みーなーさーん?我らがタックんがそろそろあきてきちゃったみたいなので、ここで終了ー!起こると怖いのよーこの子。」


「そうねぇりくちん。困っちゃうわ!

なので次のゲームにうつりまぁーす!


南ちゃんへの質問は、個人的にね?」




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