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カレコイ

第8章 ドタバタ研修旅行スタート?!



前を向いて座り直す。



クラスは盛り上がる一方。



でも、私は全然気分が晴れなかった。




ふとクラスの様子を確認するときも、なんとなく石井くんを気にしてしまう。





石井くんは相変わらず灘さんにもたれたまま。



灘さんもいつの間にか寝てしまったみたいで、仲良く寄り添ってる。





結局目的地につくまで、石井くんと話すことも、クラスと盛り上がることもできないでいた。

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