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秘密の派遣業務

第14章 葛藤と不安

桐沢「…ん?」

開け放した窓から微かに聞こえる声に耳をすませる。

桐沢「……………」

『…ん…あっ…ハァ…や…』

ハッとした。

桐沢「…紗江…?」

動けずに固まってしまう。

吸い寄せられるように窓に近づいた。

桐沢「…隣か…?」

藤堂の部屋だった。

(…俺は何を動揺してるんだ?…わかってた事じゃないか?)

動揺している自分に驚く。
改めて紗江がみんなに抱かれているという事を認識した。

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