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秘密の派遣業務

第14章 葛藤と不安

『…あっ…やだっ…んっ…』

(…甘い声…)

『…嫌じゃ…ないだろ?…こんなに…なってるのに…』

(…藤堂の優しい声…)

周りが静か過ぎて鮮明に声が聞こえる。

(…聞いちゃ…駄目だ…)

そう思うのに…窓から離れられずにいた。

『…ああっ…んっ…あ…」

『…くっ…締め過ぎっ…力…抜いて…』

胸がざわつく…

『…あっ…そんな…んっ…無理っ…』

『…紗江…っ…ああ…イきそうだ…っ…』

同時に肌を打ち付ける音までも聞こえてきた。

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