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秘密の派遣業務

第17章 平穏な日々

紗江「………………」

シャワーを浴びながら考え込む。

(…桐沢さんは…どう思ってるんだろ…私が毎晩違う人に抱かれる事…)

自分の気持ちを自覚してからは毎日同じ事を考えるようになった。

桐沢と幸せな時間を過ごせば過ごす程その考えは頭を過る。

紗江「…信じて…いいよね…?」

怖くて本人には聞けない。

不安に思ってもどうすることも出来ないし、ここに居る以上それは自分の仕事なんだから…

シャワーを止める。

素早く身だしなみを整え紗江は部屋を出た。

今夜の部屋を訪ねる為に…。

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