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秘密の派遣業務

第19章 誤解

問い詰める桐沢に峯山はフッと笑う。

峯山「ああ…俺も紗江も…疲れ切ったからね。今夜は帰したよ。」

桐沢「疲れ切った?…こんな短時間でか?…お前…紗江に…何をした?」

嫌な予感がした。
その時峯山の部屋のテーブルにローターが置いてあるのが目に入った。

桐沢「…まさか…これ…」

手に取ると…ローターはヌルッとしていた。
まさに使った後だ…

峯山「ああ、それね…紗江で愉しませてもらった。」

峯山は悪びれる訳でもなく平然とそう言ってのける。

桐沢「峯山!お前っ!!」

思わず桐沢は峯山の胸倉を掴んでいた。

峯山「は?俺の部屋で何しようが、俺の自由だろ?」

(っ!!確かに…っ…糞っ!!)

そう言う決まりになっていた。そして紗江には拒否権はないのだ。

桐沢は峯山を離すと紗江の部屋に急いで戻った。

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