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秘密の派遣業務

第21章 伝えたい想い

桐沢「資格って何だ?誰が決めた?」

(そんなに…自分を追い詰めて…)

震える紗江は真っ青だった。

桐沢「紗江…俺はお前だけが欲しい。」

紗江「っ?!」

桐沢「…愛してる…」

その言葉に紗江は崩れ落ち桐沢に縋り付く。

紗江「…っ…うぅ…私……うぅ…私……」

桐沢「…うん…」

(…本当に…?…信じて…いいの?…言っても…いいの?…言いたい…っ…伝えたいっ…もう…これ以上…気持ちを抑えられない…っ!)

自然と紗江の口から言葉が溢れる。

紗江「…桐沢さん…だけ…に…抱かれ…たいっ!…うぅ…」

桐沢はホッと胸を撫で下ろす。

桐沢「…紗江……良かった……」

ギュっと抱き締める腕に力を込めた。

紗江ももう自分の気持ちに嘘はつけなくなっていた。

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