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秘密の派遣業務

第1章 派遣社員

紗江「こんにちは。」

事務員「やあ、いらっしゃい。」

優しい笑顔で迎えてくれたのは、石井さん。

私が登録している派遣会社で事務をしている年配のおじさんだ。

石井「今日はどうしたんだい?」

紗江「うん…今行ってる所、もう直ぐ契約が切れるから…」

石井「次の仕事?」

紗江「うん。早く決めておかないと…」

私の事情を知っている石井さんは納得したように頷いた。

石井「吉野さんはえらいね。」

紗江「働かなきゃ生きて行けませんからね。」

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