テキストサイズ

秘密の派遣業務

第1章 派遣社員

わざと明るく私は答えた。

私には頼れる両親も親戚もいない…

事故で他界した両親に兄弟はいなかった。

私は天涯孤独だった。

だから必死で働かなきゃいけない。



紗江「社長は居る?」

石井「…居るよ。」

紗江「…そう…じゃあ行ってくるね。」

私は社長室をノックした。


社長「はい。」

紗江「…失礼します。」

社長は私を見るとニヤッと笑った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ