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秘密の派遣業務

第24章 桐沢の出張

1人足速に会社を出てタクシーに乗り込んだ。

フゥと息を吐く。

桐沢は思い出していた。

(初めて由美を抱いた時…あいつは処女じゃなかった。)

今までは何とも思わなかった。

だが…

(という事は俺を入れれば少なくとも8人以上の男と今までに関係を持ったって事だ。)

そして…フッと笑う。

桐沢「…紗江より多いじゃないか。」

(紗江が望んで抱かれたのは俺だけだ。なのにあいつはそんな数の男と自ら望んで関係を持ったって訳だ。)

笑いたくなる。
(俺は由美の何を見てたんだ…
あんな女だったなんてな。)

そして…

(…やっぱり紗江は最高にいい女だよ。)

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