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峯山「お前らがいくら綺麗事を言ったって、紗江が性欲処理である事に変わりはない。それなのに紗江は桐沢と…。何が恋人だよ。何が友情だ。反吐が出る。」

藤堂は思わず峯山の胸倉を掴んでいた。

藤堂「貴様っ！！」

藤堂の手を思い切り払いのけると峯山は藤堂を睨んだ。

峯山「俺の部屋で何しようが俺の自由だろ。ほっといてくれ。何をしたかなんて言うつもりもないし。どうしても聞きたいなら、佐伯と藤本にでも聞くんだな。」

峯山はそう言うと会議室を出て行ってしまった。

藤堂「…あいつ…」

(一体何なんだ？)

しばらく考える。

(…佐伯と藤本に聞くしかないか…)

藤堂は佐伯と藤本を呼び出す事にした。

(紗江を治療するには何があったか詳しく知る必要がある。心のケアには尚更だ。)

藤堂は嫌な予感に苛まれていた。