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秘密の派遣業務

第30章 桐沢の決断

所長「紗江はいい子だ。…そうか…わかった。これからは俺も…辞退しよう。」

所長の言葉に桐沢は喜びを隠せない。

桐沢「本当ですか?」

所長「ああ、知った以上は抱けないだろう?部下の恋人だぞ?」

所長は優しく笑いながらそう言う。

桐沢「ありがとうございます!」

深く頭を下げる桐沢に所長は真顔になって尋ねる。

所長「…もうすぐ…紗江の契約は終了する。…どうするつもりだ?」

契約が切れれば紗江は島を出る。

桐沢は島からは出られない。

離れ離れになる…

所長はその事を尋ねたのだ。

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