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秘密の派遣業務

第34章 最後の夜〜桐沢の愛〜

桐沢「…泣いていい…我慢するな…」

その言葉にハッと桐沢を見上げる。

桐沢「…いつだって紗江に我慢はしてほしくない…。」

(…そんな事言ったって…明日からは我慢の連続なんだよ?毎日会いたいって…でも会えなくて…我慢しなきゃいけないんだよ。)

桐沢を見つめながらもう涙を堪える事は出来なかった。

溢れ出した涙を優しく唇で拭う。
その仕草に更に涙は溢れ出す。

紗江「……直哉…さん……っ!」

桐沢「…紗江っ!」

激しく唇を塞ぎ舌を滑り込ませる。

熱く甘く…舌を絡ませながら更に深く口付けた。

(…離したくない…紗江…っ…)

その想いが桐沢の理性を奪っていく。

夢中で口付けながら…
夢中で紗江の身体を愛撫していた。

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