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秘密の派遣業務

第38章 矢崎部長の告白

矢崎はしばらく黙っていた。
そして…
腕を掴まれ向き合わされた。

矢崎「俺ならお前にそんな顔はさせない。」

真っ直ぐに目を見て矢崎はそう言った。

紗江「…え…?」

(…今の…どういう意味…?)

驚きすぎて頭が回らない…

矢崎「…わからないか?俺がお前を幸せにしてやるって言ってるんだ。」

紗江「っ!!」

言葉の意味を理解して紗江は絶句した。

(まさか…そんな事…)

でも…目の前の矢崎部長の目は真剣そのものだ。

紗江「…私は…彼が好きなんです!」

紗江は矢崎部長の目を見てハッキリそう答えた。

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