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秘密の派遣業務

第44章 エンディング

そして…3年後…


桐沢のオフィスには数名の従業員がいた。
着実に会社も成長を遂げていて桐沢は小さいながらも会社の社長として毎日忙しい日々を送っていた。

「社長、お先に失礼します!」

桐沢「ああ、お疲れ様。」

社員達が退社していくのを見送る。

桐沢「もうそんな時間か…あっという間だな。」

忙しくしていると時間が経つのが早い。
時計を見て…

(…紗江が来るまで後1時間だな。今日は早目に切り上げるか。)

桐沢は顔が綻ぶのも気にせず急いで仕事を片付けていく。
桐沢にとって社員が帰ってから紗江が来るまでの1時間はそれまでより時間が過ぎるのが長く感じる1時間だった。

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