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秘密の派遣業務

第8章 芽生えた想い

紗江を起こさないようそっと腕を伸ばし煙草を吸う。

桐沢「……フゥ……」

紗江「……ん……」

紗江の目が開く。

桐沢「…悪い、起こしたか?」

優しく髪を撫でていた。

紗江「…ぁ…ごめんなさい…私寝てましたよね?」

慌てる紗江に思わず笑ってしまう。

桐沢「クスッ、構わないよ。…それより…身体は大丈夫か?」

紗江「あ、は、はい…大丈夫です…」

途端に真っ赤になった紗江が可愛い。

桐沢「敬語はいらない。普通でいいよ。」

紗江「…うん…ありがと。」

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