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秘密の派遣業務

第8章 芽生えた想い

素直な紗江に笑いかけた。

温かな気持ちになっている。

(…可愛いよな……何でこいつが…)

そう思うとあの社長が更に赦せなくなる。

(あいつも紗江を抱くんだよな…)

紗江を手に入れたいがためにこんな所に連れて来たんだ。
他の男に抱かせてまで欲しかったって事か…

桐沢「…明日から…大丈夫か?」

桐沢の問いかけの意味を理解したのだろう。
紗江の表情が曇る。

紗江「…………………」

唇を噛み締めていた。

その表情に胸が締め付けられる。

ギュッと紗江を抱きしめた。

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